保育理念
『光り輝く子どもたちを未来へ』
「良質な経験の数」が「人生の質」を決めます。
「やりたい」と自らやる気になるには環境が大切です。様々な月齢に対応する多くの取り組みが用意された環境の中から、自ら一番やりたいものを選択しそれに集中し、やり遂げた時、大きな満足感が得られ自己肯定感が育まれます。その経験をたくさんすることで自信に満ち溢れ、意欲、忍耐力、自制心、協調性、リーダーシップや社会性、問題解決能力、発想力、創造性、好奇心などが育っていきます。
乳幼児期は、脳の80%が育つ時期。数、言葉、絵、論理等を理解する認知能力が飛躍的に伸びる時期です。豊かな人格形成と共にそれらをバランス良く身につける良質な経験を提供して参ります。
保育方針
「良質な経験の数」が「人生の質」を決めます。
1
“9つのメガネ”で発達に合わせたアプローチで成長の旬を逃さない
子供の能力が伸びる『旬』を逃さず、9つの分野(言語、数、絵、からだ、音楽、人、自分、自然、感覚)からのアプローチでバランス良く育てます。
様々な経験は0歳児から大切です。様々な良質な経験に触れることで、脳・身体・心の成長を促し、人間の基礎を創ります。
0〜2歳児はバランス良く、3〜5歳児は個性に合わせて伸ばしていきます。
遊びの中から学び、能力を伸ばすために専門家の力も借りていきます。
モンテッソーリ等の手法もアプローチのその一つです。
2
子どもたちのやりたい!を大切に。自主性を育て否定はしない
子どもたちに行動を選択させます。子どもも自分で選択したから自分の行動に責任を持ち、やり抜く力を身につけていきます。
「ダメ」とは言わず、伝え方に工夫をします。例えば机に登ってしまう時、「登らないで」ではなく「降りようね」とやって欲しくないことを言うのではなく、やって欲しいことを伝えていきます。
選択するための自信や自己肯定感も育てます。
3
個性を活かす。みんな一緒でなくて良い!
子どもの成長や遊び方、子どもへの関わり方は様々なやり方があって良いものです。みんな一緒である必要はありません。
どんなことでも、子どもの行動や発言をまずは受け入れます。
子どもは分かっています。「小さいから何にもできない」ではなく、「できないかもしれないけどちゃんとわかってて、できることっていっぱいあるんだよ」という心構えでまずは挑戦させます。
そのためには子どもとの対話が常に必要です。着替える時でも何をする時でも、二択以上の選択肢から自分で選べるようにしています。
4
枠を決める。何でもOKではない!
子どもの自主性は認めるものの、ALL OKという訳ではありません。”枠”をお互いで決め、その中でどう行動するかは子どもが決めます。
先に予定を伝えることもします。「あと何分」とか「長い針が赤まで来たら終わり」など、事前に伝えて急に終わりにしません。
保育園として年齢に応じてここまで出来るようになって欲しいという指標はあります。強制することはしませんが、成長に関する枠も必要に応じて使っていきます。
5
発達に応じた柔軟なクラス設計
子どもの成長は様々です。一斉保育より、一人ひとりを見て個々の成長にフォーカスした保育をします。
年齢、月齢にこだわらず、発達に応じたグループ分けをします。子どもの状態によって年に何回もクラス分けを変えることもあります。
異年齢保育によるコミュニケーション力向上の効果も目指します。
保育室がワンフロアであるからこそ、クラス分けによってレイアウトも変更できます。オープンな保育となり、隣のグループの様子などがわかるなど、全職員で全園児を見ているという環境ができます。
6
体は食事からできている!食育も大切な教育
五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)を意識して薄味で味覚を敏感に育てる食事を提供し、食事をすることで体の発達、心の発達、機能の発達を促します。
可能な限り無添加で旬の食材を使い、日本の伝統的な味の出汁をベースに味覚を敏感にする味つけで月齢・発達に合わせた調理法をしていきます。
おやつにも素材の味を活かしたものを提供し、アレルギーに対応した献立作りをしていきます。
7
保育者が楽しむことで子どもも楽しむ!
保育者にはやりたいこと、子どもに伝えたいことが多くあります。保育者が自らやりたいことをやり、楽しんでいる姿を子どもに見せることで子どもの楽しく日常を過ごすことができます。
大人が自分がやりたいことを実現させていく姿を見せ、子どもも自分がやりたいことを実現する自主性をより育むことになります。
園での取り組み
・生活リズムを整える
・味覚、体、心、機能の発達を促す
・元気な体を作る
・食べることの楽しさを学ぶ
・社会性やマナーを身につける
食材と献立
・旬の食材を使い、免疫力を高める一汁二菜のバランス良い献立作り
・日本の伝統的な味の出汁をベースに、味覚を敏感にする味つけ
・月齢・発達に合わせた調理法
・新鮮な食材と調味料も安心・安全な本物で調理
・おやつにも素材の味を活かしたものを
・アレルギーに対応した献立作り
保育園での生活
8:00 | 登園後 | お子様の心身の状態を保護者様と話しお預かりします。 発達に合わせた知育道具でお子様自ら選び、夢中になる環境で集中して遊びます。 (朝のこの時間が一日を充実して過ごす要となります) |
---|---|---|
9:00 | 朝のアクティビティ | 9つの分野からなるアクティビティでバランスよく お子様をアプローチします(言語、数、絵、からだ、音楽、人、自分、自然、感覚) |
10:00 | 戸外遊び | 全身運動と自然に触れることで感性を育てます。 |
11:30 | 昼食 | 素材にこだわり、お子様の発達を整える食事をご提供します。 |
12:00 | お昼寝 | 安全を確認をしながら見守ります。 |
15:00 | おやつ | 起きたお子様から自由選択活動 |
15:30 | 自由創造活動 | ごっこ遊び、製作、大型遊具、リズム運動、戸外活動などお子様が今持っている知識を自由に創造して表現する時間です。 |
17:00 | 随時お迎え | ご希望の方に夕食をご準備致します。 |
20:30 | 閉園 |
教育担当
伊藤美佳
私は30年間、0歳~6歳の子ども達約1万人の子ども達と関わって来ました。特に園の代表となって担任を持たなくなってからは客観的に子ども達を観察できるようになり、子どもたちの心が読み取れるようになりました。
子どもの行動はすべて「こうしたい」「こうやってみたい」と自ら考えてやっています。それが大人にとっては都合が悪い事も子どもにとってみれば成長・発達の為に必要な事で意味のある事なのです。
大人側からの見方だけではなく、子ども側から見て、子どもの気持ちを考えるように観察することで理解できなかった子どもの行動の意味が理解できます。時に先生から怒られている子どもの側にいき、「どうしたの?」と聞いてみると全うな理由が帰ってくることがあった時、「なるほどねー」と感心させられます。
そして、この「こうしたい」「やってみたい」という子どもの欲求を汲み取り満足いくまでやらせてあげられた時、子どもたちはやり終わった満足感で至福に満ちた顔をします。
大人が子どもの「やりたい」をどれだけサポートしてあげられるかどうかでその子の能力のスイッチはONにされ、飛躍的に伸びていくことを何人もの子どもたちが見せてくれました。
お子様の知的欲求は命を育む上で必要不可欠だからこそ求めて来ています。その証拠に今、夢中になっている物を存分に満足させてあげる環境を用意すると、爆発的な集中力を見せ取り組みます。
発達段階に合わせて環境を整えサポートしてあげることがその子の能力を飛躍的に伸ばし、「自分でできる」という自信をつけることに繋がるのです。 お子様の発達のレベルに合わせた保育環境とそれを引き出すサポートができる大人の存在は重要です。
当保育園では、保育園スタッフと保護者様や地域の方々とが密に繋がり、子どもの育ちの応援者となって『光り輝く子ども達を未来へ』輩出していきたいと考えています。
生まれて来た時から人は成長したいと思っています。そして、自分で自分の可能性を伸ばせる力を持って生まれて来ています。それをサポートできる環境さえあれば誰もが自分の能力を最大限に生かし切ることができます。その一人一人の力を助け合い、補い合った時に社会が豊かに元気になっていくのです。
未来の社会を豊かに生き抜く子ども達を育てるには0歳~の教育が必要です。心も身体も知能もバランス良く育ち充実した幸せな人生が歩めるようにと願って毎日の保育にてお子様たちと関わらせて頂きます。